別府温泉でも有名な「鉄輪(かんなわ)エリア」に位置する、おにやまホテル。
その魅力は、別府最大級と称される広々とした露天風呂や、源泉かけ流しの温泉、地獄蒸し料理など、多くの旅人に愛されるポイントが揃っていること。
とくに子連れファミリーにとっては、観光も温泉も楽しめる立地が魅力です。
でも、そんなおにやまホテルには「東館」と「南館」の2つの宿泊棟があり、どちらに泊まればいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
「赤ちゃん連れで静かに過ごせるのはどっち?」
「ベビーカー移動はしやすい?」
「部屋の広さは?」
そんな疑問を持つパパ・ママのために、この記事では子連れ目線で“東館”と“南館”の違いをわかりやすく比較していきます。
宿選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてください。
あなたのご家族にぴったりの滞在先が、きっと見つかりますよ。
おにやまホテル 東館と南館の違い一覧
比較項目 | 東館の特徴 | 南館の特徴 |
---|---|---|
客室タイプ・広さ | 和室・洋室・特別室などバリエーション豊富。11.5畳+広縁など中~広めの部屋が中心 | 和室中心。8~15畳+6畳など、とても広い和室があり、家族で布団を敷いて過ごしやすい |
建物の新しさ・清潔感 | 比較的新しい建物で、ロビーや館内がリニューアル済み。明るく清潔感のある印象 | 古き良きレトロな温泉旅館の雰囲気。清掃は行き届いているが、建物の古さを感じる場合も |
お風呂へのアクセス | 館内連絡通路で移動しやすく、大浴場や空の湯への導線もスムーズ。ベビーカーでも安心 | 東館と同様に温泉へのアクセス良好。建物内の一部に段差があるため注意 |
食事会場・スタイル | リニューアルされた明るい会場で、地獄蒸し料理や会席が楽しめる。基本的には南館と共通 | 東館と同様。会場・料理内容は共通で、家族での食事にも安心な雰囲気 |
静かさ・落ち着き | 客室が7階建の中層〜高層階に位置し、比較的静かに過ごせる | レトロな佇まいで雰囲気は◎。廊下や玄関付近の部屋はやや音が気になる可能性あり |
館内の移動・ベビーカー対応 | エレベーター完備。フロント・客室・浴場までの導線が明確で、ベビーカー移動も比較的スムーズ | 段差や階段がある場所もあるが、事前に伝えれば配慮も可能 |
駐車場・チェックイン動線 | 館内フロントがリニューアルされ明るく広め。駐車場からのアクセスも良好 | 館内はやや狭さを感じる箇所もあるが、移動距離自体はそれほど長くない |
価格帯 | 標準的な和洋室~特別室まで。価格はやや高めだが新しさ重視の人に人気 | 和室中心だが、広さの割にリーズナブルな料金設定の部屋が多く、コスパ重視派に人気 |

おにやまホテル 東館と南館の違いを詳しく解説
客室タイプと広さの違い
おにやまホテルの東館と南館は、どちらも和の落ち着きある客室が魅力ですが、構造や広さに違いがあります。
東館は和室・洋室・特別室など客室のバリエーションが豊富で、たとえば「11.5畳+広縁付き和室」や「洋室ツイン」なども選べるため、好みやスタイルに応じて選びやすい点が魅力です。
一方の南館は、8〜15畳の広々とした和室が中心で、赤ちゃん連れのファミリーにとっては、布団を並べて家族一緒に寝られるレイアウトが安心ポイント。
とくに「15畳+6畳の二間続き和室」などは、祖父母も一緒の三世代旅行にもぴったりです。
建物の新しさ・清潔感
東館は比較的新しく、館内のリニューアルが行き届いているため、ロビーや廊下も明るく、近代的な印象。
清潔感があり、初めての宿泊でも安心感があります。
南館はやや築年数が経っており、昭和の趣が残るレトロな雰囲気。
清掃はしっかりされているものの、古さを感じる箇所もあるかもしれません。
お風呂へのアクセス・導線の違い
東館・南館ともに、館内通路で大浴場や露天風呂へアクセスできるため、雨の日や赤ちゃん連れでも安心です。
ただし、東館のほうが比較的新しく段差が少ない設計のため、ベビーカーでの移動は東館のほうがスムーズという声もあります。
食事会場・スタイル
食事の内容や会場は東館・南館共通で、会席料理や地獄蒸し料理など、地元の味覚を楽しめる内容です。
2025年にリニューアルされたロビーと食事会場は、明るく開放感があり、子ども連れでも落ち着いて食事しやすい環境になっています。
館内の静かさと落ち着き
東館は高層階に客室があり、館内の人の動きや外の音が届きにくいため静かに過ごせる印象があります。
南館はフロントや通路に近い部屋もあり、時間帯によっては人の声や足音が気になる場合も。
ただし、南館の広い和室は、子どもの遊び場にもなりやすく、のびのびと過ごせるというメリットもあります。
ベビーカー移動・バリアフリー性
エレベーターや通路の広さを考えると、東館のほうが移動はスムーズです。
南館にもエレベーターはありますが、一部に段差がある箇所もあるため、事前にフロントに伝えておくと配慮してもらえます。
チェックイン・駐車場からの動線
東館はロビーが明るく広めで、チェックイン時の混雑でも落ち着いて対応しやすいのが特徴。
駐車場からの動線も分かりやすく、荷物の多いファミリーでもストレスを感じにくい導線設計になっています。
価格帯の違い
価格は東館のほうがやや高めですが、新しさ・快適さを重視する人には納得の内容。
館は広い和室がありながらも比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスを重視するファミリーに人気があります。
このように、東館と南館はそれぞれに魅力がありますが、子連れファミリーにとって大切な「部屋の広さ・静かさ・移動のしやすさ」などを重視することで、ぴったりの棟が選びやすくなります。
共通点の整理
おにやまホテルの「東館」と「南館」は建物や客室構造には違いがありますが、宿泊する上で安心できる共通の魅力も数多くあります。
以下に主な共通点をまとめました。
- 別府最大級の露天風呂:広々とした大露天風呂や、開放感のある展望風呂「空の湯」はどちらの宿泊棟からも利用可能。
- 源泉かけ流し100%の天然温泉:鉄輪温泉らしい、硫黄を感じる本格的な温泉を楽しめます。
- 家族風呂(貸切風呂)あり:赤ちゃん連れやプライベート重視の方も安心。
- 鉄輪地獄めぐりまで徒歩圏内:「鬼山地獄」「白池地獄」などがすぐ近く。チェックイン前後の散策にもぴったり。
- 別府市内・地獄蒸し工房などへのアクセスも良好:家族で観光を楽しみやすい立地。
- 食事の内容・会場は共通:豊後牛、関あじ・関さばなど、地元食材を活かした会席料理やバイキングを提供。
- 駐車場・送迎サービス:どちらの棟でも同じサービスが受けられるため、棟によって不便さを感じることはありません。
- スタッフ対応・アメニティ:フロントや接客は一括管理されており、どちらに泊まっても安心のサービス品質。
このように、東館と南館はそれぞれの個性はあるものの、温泉・立地・サービス面ではしっかり共通の魅力を共有しており、どちらを選んでも「おにやまホテルらしい良さ」をしっかり体感できます。
実際の様子は「お客様の声(口コミ)」を見るのが一番よくわかります。
口コミ紹介(仕様目線でのリアルな声)
おにやまホテルに宿泊した方々の中から、東館・南館の特徴が伝わる口コミをピックアップしてご紹介します。
赤ちゃん連れや小さなお子様との旅行に役立つポイントが伝わるよう、実際の体験談風にまとめました。
◎宿泊者の口コミ
◎まとめコメント
東館はリニューアルされた快適さや静かさ、多彩な客室タイプが魅力で、「最新の設備+安心感」を求めるファミリーにぴったり。
南館はレトロな雰囲気と広々とした和室が好評で、「広さ重視+コスパ重視」の方や三世代旅行にもおすすめです。
まとめ|おにやまホテル 東館と南館、どちらが子連れに最適?
おにやまホテルは、鉄輪温泉の中心地にあり、子連れファミリーにもやさしい工夫が随所に見られる人気宿。
「東館」と「南館」はどちらも魅力的ですが、選ぶポイントを明確にすれば、家族旅行をもっと快適にできます。
◎東館はこんなファミリーにおすすめ!
- リニューアルされた清潔な館内で快適に過ごしたい
- 高層階の静かな部屋で、夜もゆっくり眠りたい
- 洋室やツインなど、客室の選択肢を広く持ちたい
- ベビーカー移動をスムーズにしたい
◎南館はこんなファミリーにおすすめ!
- 畳の大きな和室で、子どもと一緒にのびのび過ごしたい
- 赤ちゃんを布団に寝かせたいので、ベッドより和室派
- 三世代での宿泊など、人数が多くても広々使いたい
- 建物の古さは気にせず、コスパ重視でお得に泊まりたい
どちらの棟も、共通の大露天風呂や展望風呂「空の湯」など、別府ならではの温泉体験がしっかり楽しめる点は大きな魅力です。
食事やサービスも同一のため、客室の広さや雰囲気を軸に選ぶのが正解。
最後に|予約前チェックポイント
- □ 部屋は「和室」か「洋室」か希望が決まっている
- □ 移動や段差への配慮が必要な場合は東館を優先
- □ 赤ちゃんと添い寝・おむつ替えなど広さ重視なら南館
- □ 高層階で静かに過ごしたいなら東館が◎
- □ 家族の人数と構成に合った部屋タイプかチェック済み
おにやまホテルは、どちらの棟でも「子連れ旅行を応援する気配り」がしっかりと詰まっています。
旅の目的や家族のスタイルに合わせて選べば、きっと思い出深い別府旅行になるはずです。
ぜひ、この記事を参考に、あなたのご家族にぴったりの滞在先を選んでくださいね。